妻のスマホから始まった疑念
「妻のスマホを勝手に見るのは良くない」と思いながらも、
あるときふと目にした通知が、ご依頼者様の心に大きな疑念を生むきっかけとなりました。
ご依頼者様は40代後半の男性。
奥様は40代前半。
共働きで小学生のお子様がいらっしゃいます。
夫婦仲は大きな問題もなく、順調だと思っていたそうです。
しかし、最近になって奥様がスマホを手放さなくなり、
トイレやお風呂にまで持ち込む様子に違和感を覚えたといいます。
ある夜、奥様がスマホを充電するためにテーブルの上に置いたまま入浴。
普段なら必ず手元に置いているスマホが目の前にある──
不意に画面を見たご依頼者様の目に飛び込んできたのは、
見知らぬ男性からの通知。
通知に映った名前と、
「次はいつ会える?」
というような明らかに親密さを感じさせる一文を目にしました。
名前はイニシャルのようなもので、相手が誰かまでは不明。
頭の中で疑念が膨らみつつも「自分ではどうにも確かめられない」と思い、
当探偵事務所にご相談にいらっしゃいました。
早速、調査を開始。
調査員2名で職場付近から尾行を開始。
奥様(以下、対象者)は、
「今日は残業で帰りが遅くなる」
と言っていたようですが、
実際には職場は定時で退社し、残業はしていませんでした。
対象者は職場を出た後、
電車を乗り継ぎ繁華街のカフェに入り、一人の男性と接触、合流しました。
対象者は、夫には残業と嘘をつき、実際は浮気相手の男性と密会していたのです。
カフェの店内では二人が親しげに会話を交わし、
身体に触れるなど明らかに特別な関係であることがうかがえました。
その後、二人は人目を避けるようにラブホテル街へ向かい、
一軒のホテルへ。
このホテルは、リゾートホテルをコンセプトにしており、スパが併設されていたり、女子会プランやパーティールームとしても利用できるホテル。
一般的なラブホテルとは違い、利用者すべてが肉体関係を目的としているホテルではありませんでした。
ですが、これまでの判例から、このようなホテルだったとしても十分に不貞行為は推認されています。
調査は複数回にわたり継続し、休日のデートやホテルでの逢瀬も確認。
相手男性の身元や勤務先も調査し、全ての調査が完了しました。
ご依頼者様は調査報告書を手に、当社がご紹介した弁護士と相談。
離婚及び慰謝料請求を含めた対応をされています。
「精神的に辛かったが、事実を知ることで次に進める。本当にありがとう」
と、ご依頼者様はお話しくださいました。
スマホの通知は時に不安の種になりますが、
疑念だけで問い詰めることは関係悪化を招きかねません。
真実を知りたいと感じたら、どうか一人で抱え込まずに、
私たち探偵にご相談ください。
価値ある調査と確かな証拠で、大切な未来を守るお手伝いをさせていただきます。
(掲載許可いただいております。)