浮気を繰り返す人の共通点とは?
「一度目の浮気は許したんです。でも、やっぱりまた同じことをされました。もう信じられません──」
当探偵事務所に相談に来られる方の中には、過去にパートナーの浮気を許した経験がある方も多くいらっしゃいます。
「今回は本当に反省しているから」と泣きつかれ、信じたい気持ちで再スタートを切ったのに、裏切りは繰り返される。
なぜこんなことが起きてしまうのでしょうか。
これまで数多くの浮気調査を行ってきた中で、浮気を繰り返す人にはいくつかの共通点があると感じました。
その共通点を、いくつかご紹介させていただきます。

共通点1.強い承認欲求と自己肯定感の低さ
浮気を繰り返す人は、自分に自信がない人が意外と多いです。
「誰かに必要とされていないと不安になる」
「パートナーからの愛情だけでは満たされない」
そんな心の隙間を埋めるために、他の異性を求めてしまうのです。
例えば、家庭では“良き父・良き夫”を演じつつも、外では別の女性から「かっこいいですね」「頼りになります」と言われることで、満たされる。
この快感を知ってしまうと、依存するように繰り返してしまうのです。

共通点2.「バレなければ大丈夫」という安易さ
一度浮気がバレても、泣いて謝れば許してもらえると学んでしまう人もいます。
実際に「浮気をしているのでは」と疑われても、うまく言い訳をして切り抜けた成功体験が積み重なると、「今回も何とかなる」と思ってしまうのです。
調査で証拠を突きつけられた瞬間に、平然と「ごめん」と頭を下げる人は少なくありません。
中には「探偵をつけるなんて裏切り行為だ」と逆ギレする人もいるほどです。

共通点3.嘘をつくことに慣れている
浮気を繰り返す人は、日常的に小さな嘘をつくことに抵抗がありません。
「ちょっと残業だから」
「友人と飲んでくる」
など、相手に問い詰められてもすぐに別の言い訳を用意します。
過去にある男性の浮気調査をしたとき、相手女性と旅行に行くために妻には「出張」と嘘をつき、その出張報告書まで偽造していたケースもありました。
ここまで嘘に手をかけられる人は、何度でも同じことを繰り返す可能性が高いと言えます。

共通点4.浮気をスリルとして楽しむ
家庭に戻れば穏やかな日常、でも外では刺激的な関係。
このギャップをゲームのように楽しんでしまう人もいます。
中には、複数の相手と同時進行で関係を持つ人も珍しくありません。
過去の浮気調査では、一日のうちに何人もの異性と順番に会う人もいます。
パートナーに対する罪悪感よりも、「スリルを楽しみたい」「自分は特別」という自己中心的な欲望のほうが勝ってしまうのです。

◆ 証拠を持つことが自分を守る手段
繰り返される裏切りに苦しめられている方にお伝えしたいのは、
「相手の本性は、あなたがどれだけ頑張っても変えられないことがある」
という現実です。
一度目の裏切りを許しても、根本的な考え方や行動パターンが変わらなければ、また繰り返される可能性は高いままです。
大切なのは、言い逃れを許さない“客観的な証拠”を持つことです。
離婚を考えるにしても、慰謝料請求をするにしても、証拠があるかないかで状況は大きく変わります。
証拠は、自分を守るための武器でもあり防具でもあります。

◆ 最後に
私たち探偵は、浮気を暴くことが目的ではなく、
「真実を知ることで、ご依頼者様がこれからの人生を自分の意志で選べるようにする」
ことを大切にしています。
「もしかして…」と疑い続ける日々は、心をすり減らします。
一度きりの人生、大切な時間を誰とどう生きるかは、あなたが決めていいのです。
もしパートナーの裏切りに悩んでいるのなら、一人で抱え込まないでください。
真実を知ることで、きっと前に進む勇気が湧いてきます。