婚姻費用・養育費の新算定表

 

 

日本弁護士連合会が、2016年11月、「養育費・婚姻費用の新しい簡易な算定方式・算定表に関する提言」を取りまとめ、発表しました。

  • 現在の「養育費・婚姻費用の算定表」(東京と大阪の裁判官による共同研究の結果、作成されたもの)の金額では少なすぎると判断し、今回の提言発表となりました。たしかに現在の「養育費・婚姻費用の算定表」では低すぎます。
  • 例えば、夫は年収700万円のサラリーマン、妻は専業主婦、二人には2歳の子供がいます。この夫婦が離婚した場合の養育費は、現在の「養育費・婚姻費用の算定表」で計算すると月6万円~8万円になります。しかし今回、日本弁護士連合会が発表した新しい「養育費・婚姻費用の算定表」で計算すると月15万円になります。約2倍になっています。ここまで養育費の金額が変わると、離婚後の妻・子供の生活は少しは楽になるでしょう。
  • 以下、「養育費・婚姻費用の算定表」になります。