夏休みは浮気が増える?
「夏休みは浮気が増えるんですか?」
この質問は、当探偵事務所にもよく寄せられます。
答えは、残念ながら「はい」。
夏休みやゴールデンウィークなどの長期休暇は、普段は慎重な人でさえ気が緩みやすく、浮気や不倫が増えるタイミングでもあります。
今回は、私たち探偵が見た「夏休みと浮気の関係」についてお話しさせていただきます。
■ 長期休暇は“言い訳”を作りやすい
そもそも、長期休暇が浮気を後押ししてしまう理由の一つは、「自由な時間」と「言い訳のしやすさ」です。
普段は仕事に追われ、パートナーと一緒に過ごす時間が限られている人ほど、
「出張のついでに…」
「友人と旅行に行くと嘘をついて…」
「実家に帰省すると言って…」
など、普段とは違う行動をする口実が増えます。
さらに、夏はアウトドアや旅行などの行楽シーズン。
各地で花火大会などのイベントも盛りだくさん。
人が多く集まる場所でのデートは目立つはずなのに、逆に人混みに紛れて行動できてしまうのです。
近年ではキャンプブームということもあり、『キャンプ不倫』なんて言葉もあります。
■ 家族旅行が“疑いの始まり”になることも
長期休暇といえば家族旅行を思い浮かべる方も多いでしょう。
実際、家族で旅行をしているから安心…と言い切れるかというと、必ずしもそうではありません。
例えば、奥様がご主人の不審を感じたのは「家族旅行中の態度」でした。
夜、子どもが寝静まった後に、隣でスマホを手放さず誰かとメッセージのやり取りをしている。
昼間は妙に機嫌が良く、家族サービスに積極的なのに、どこか上の空。
信じられないかもしれませんが、旅先でホテルを抜け出して、実は“別の人”と密会していた例もあるのです。
■ 「帰省」を利用した不倫も
地方出身の方に多いのが、「帰省」と言って浮気相手と旅行に行ってしまうパターン。
パートナーとしても「お盆は実家に帰るんだな」と疑わず、帰省先まで確認しようとしない方がほとんどです。
ところが、実際には実家ではなく、リゾート地に直行していた。
帰省中のはずが、浮気相手と温泉旅館で連泊していた…
こうしたケースは意外と多く、長期休暇だからこそ発覚する嘘でもあります。
また、家族での帰省中でも要注意。
夜に地元の友人たちと飲みに行くと言って、会っていたのは異性。
おそらく元交際相手と思われます。
居酒屋のあとはホテルへ向かい、朝方に帰る。
実家に帰省しているからこそ出来る行動なのかもしれません。
■ 「怪しい」と思ったときのサイン
長期休暇中にパートナーの行動に違和感を覚えたら、どんな点を見ればいいのでしょうか。
経験上、特に注意してほしいポイントは次の3つです。
・スマホを手放さない、見せない
休暇中でも連絡を取り続けている相手がいる可能性大。
・急な予定変更が多い
帰省先や旅行先で「ちょっと出かけてくる」「友達と会う」など、予定外の行動が増えたときは要注意。
・お金の使い方が不自然
帰省や家族サービスのはずが、カード明細や財布の中のレシートに謎のホテル代や高額な飲食店の支払いがある場合があります。
■ 大切なのは“疑う”より“備える”
夏休みなどの長期休暇は、夫婦やカップルにとって一緒に過ごす大切な時間です。
それでも「怪しいかも…」と感じてしまったら、モヤモヤしたまま我慢し続けるのは辛いものです。
大切なのは、感情に任せて問い詰めたりする前に、
「きちんと証拠を残すこと」。
実際に調査をご依頼いただいた方の多くが、
「証拠があったから冷静に話し合えた」
「離婚も慰謝料請求も有利に進められた」
とおっしゃいます。
■ まとめ
夏休みは家族やパートナーとの絆を深める一方で、残念ながら浮気が増える時期でもあります。
「怪しい」と感じたら一人で抱え込まず、まずは探偵に相談してみてください。
事実を知ることで、新しい一歩を踏み出せる方がたくさんいます。
この夏、大切な人と向き合う勇気を持つために。
私たちはいつでも、あなたの味方です。