夫のキャバクラ通いに三行半を突きつけた妻
過去の調査事例をご紹介させていただきます。
ご依頼をいただいたのは30代の女性。
ご主人も同じく30代で、都内の企業に勤めており、勤務状況は不規則です。
結婚して約10年、2人には、お子様が2人おります。
結婚後判明したことですが、結婚前にかなりの頻度でキャバクラ等の飲み屋で遊び歩いていたことが過去にあります。
結婚後(調査を依頼する数か月前まで)はそのようなことはなかったそうです。
今回、ご依頼者様が調査依頼した経緯は、ご主人の行動で不審な点があったわけではなく、(上記に記載しましたが、勤務状況は不規則で会社に泊まることも月に何回かあり、帰宅時間が遅いことは、頻繁にありました。)スマートフォンのSNSや写真です。
同僚とのSNSのやり取りの中で、キャバクラ等で「ヤレる女を探そう」みたいな20代前半の独身男性が行うような記載の他、多数の女性との連絡の取り合い。
写真では、女性と写っているのがあったので、調査依頼になった経緯です。
依頼の時点では特定の女性がいるのかどうかは不明です。
過去に遊んでいたとき、遊ぶ為に借金をしていたこともあり、このまま続けばまた借金をする可能性と女性と不貞行為があるなら離婚も視野に入れての依頼となりました。
過去のキャバクラ通いも当時の携帯電話の写真で発覚しているのですが、スマートフォンのガードは全くする気配はないそうです。
そこで、スマートフォンのSNSで情報を集めながら、調査を行います。
※スマートフォンを覗き見て、SNSの記載を画像に収め浮気の証拠とする行為は、現時点で違法行為とはなっておりません。スマートフォンを使って、SNSにアクセスしログインする行為は違法行為になりますので、お気を付けください。
調査を進めていくとマンションで半同棲状態なことが判明します。
調査自体は浮気相手が水商売で夜に家に居ないことが多く、証拠を押さえるのに時間はかかりましたが、その他に問題は発生しませんでした。
問題は、SNS上で判明したことがあり、この浮気相手の女性は浮気夫が既婚ということを知らないことです。
付き合おうって話になったとき、浮気相手は彼女がいないことを確認してきています。浮気相手はまさか既婚で子供までいることまで考えが及んでいないようです。
これは、調査中に既に判明していたので、依頼者様は、浮気相手の女性への慰謝料の請求はあきらめ、その分をこの浮気夫に請求する方法にします。
普通に請求しても浮気夫は呑まないと思うので、条件を付けます。
依頼者様の請求を呑まない場合は浮気相手にも請求すると、請求すれば自ずと浮気夫が浮気相手のことも騙していたことが明らかになります。
この条件で弁護士に交渉してもらった結果、いとも簡単に通常の倍額に等しい慰謝料と養育費に合意し、和解契約書にサインします。
依頼者様にとってはこのような浮気夫と婚姻関係をやり直す気はなかったので、思っていた以上の慰謝料を得られたので、非常に満足されたようです。