家出した息子の行方調査

 
 
 

■ ご依頼内容
50代のご夫婦からのご依頼。
「大学生の息子が3日前から音信不通で、家にも戻らない。ケンカ別れのような形で出ていったが、いつもは数時間で戻ってくる子なんです」
家からは財布(所持金2~3万円)とスマートフォンだけを持って出た。
 
 
 
■ 調査開始
最初に行ったのは、息子さんのSNSの洗い出し。
アカウントの更新は少なかったものの、過去の投稿や友人関係から、“特定のサークル”とのつながりを発見。
数人の知人への聞き込みを経て、渋谷区内のシェアスペースに顔を出している可能性が浮上しました。
 
 
 
次に、渋谷区内のシェアスペース周辺の防犯カメラ映像(周辺防犯カメラ協力店舗あり)から、付近を移動する息子さんの姿を発見。
周辺の聞き込みと張り込みを数日かけて行い、深夜のコンビニに出入りする似た人物を確認。
張り込みの4日目、ついに本人を確認しました。
 
 
 
■ 再会
確認後、ご両親に連絡。

息子さんの精神状態を考慮し、無理に連れ戻すことはせず、第三者として我々がまず話しかけました。
 
 
 
「家には帰りたくないけど、親に無事だとだけは伝えていい」
 
 
 
そう語った彼は、両親との電話にしばらく沈黙した後、
 
 
 
「わかった、一度だけ帰る」
 
 
 
と言い、自宅へ帰りました。
 
 
 
■ 調査を終えて
 
 
 
調査期間:7日間
結果:本人の安全確認および親子の再会に成功。家出の理由は家庭内の悩み。

 
 
 
ご依頼者様からは
「見つけてくれてありがとう。息子がまた笑ってくれたことが、何よりの救いでした。」
とのお言葉をいただきました。
 
 
 
(掲載許可をいただいております。)