企業内の不正行為(情報漏えい)調査
ご依頼者様から掲載の許可をいただきました。
企業や個人を特定できるようなことは伏せて概要だけ記載させていただきます。
今回のご依頼は、企業内での不正行為(情報漏えい)の調査です。
ご依頼者様(経営者)が自社の内部で機密情報の漏えいが行われているのではないかと疑い、弊社にご依頼をいただきました。
ご依頼者様が会社内での不審な人物を絞れていたため、その人物(社員)の行動を調査しました。
張り込み・尾行を重ねた結果、その社員は会社から40分ほど離れたカフェで、特定の人物と頻繁に会っていました。
私たちはその人物を追跡し、都心にあるオフィスビルに入り、一室へ向かいました。
そこには「株式会社〇〇」との掲示がありました。
ご依頼者様に確認したところ、「株式会社〇〇」は同業他社でライバル社であると判明。
ライバル社の人物と頻繁に会っていることから、不正に機密情報を漏えいしていることは間違いないと判断しましたが、
念のため、数日間の尾行調査を重ね、会っているところを複数回押さえ、尾行調査は終了しました。
その後、ご依頼者様が当該社員よりスマホ(会社から支給)を没収しました。
弊社にてスマホを調べたところ、「株式会社〇〇」の人物とメールのやり取りがあり、その中の一通に、情報漏えいを疑うにあたるメールを発見しました。
これまでの証拠を全てまとめ、ご依頼者様は顧問弁護士立ち合いのもと、当該社員と面談しました。
面談の結果、当該社員は全てを認め、謝罪し、退社したそうです。
ご依頼者様は損害賠償請求を検討しましたが、時間も労力もかかることから、全てを水に流し、前に進むことにしたと連絡をいただきました。
近年、機密情報の漏えいが非常に多くなりました。
『スマホの進化』
『働き方の多様化』
などから
罪悪感がなく、漏えいしているケースもあります。
皆様の会社でも、ご不安なことがありましたら、お気軽にご相談ください。
これまでの事例を踏まえ、アドバイスさせていただきます。