突然の別居
ご依頼者様:40代男性/会社員
【ご相談内容】
ある日、仕事を終えて帰宅したご依頼者様を待っていたのは、空っぽの家と一通の置き手紙。
手紙の内容:
「あなたとの生活に疲れました。子供を連れて実家に帰ります。後日、弁護士より連絡があると思います。それまで私には連絡しないで下さい。もちろん実家には来ないでくださいね。」
話し合いもないまま、妻と子どもが姿を消したショックに言葉を失うご依頼者様。
妻の実家の住所は知っていたものの、手紙の内容に従い接触を控えていたところ、数日後、本当に弁護士から離婚を前提とした連絡が入りました。
どうしていいものかわからず、当社にご相談に来られました。
【調査の目的】
・妻と子どもが本当に実家で暮らしているのか
・妻の生活状況、外出先、行動パターン
・離婚を急ぐ理由に、不貞行為などの疑いがあるのか
【調査の結果】(以下、妻を対象者と記す。)
まず対象者の実家周辺で張り込みを行ったところ、確かに子どもを連れて帰省していることを確認。
しかし、問題はその後の行動でした。
対象者は、子どもを両親に預けたまま、夕方から車で外出。
調査員が尾行したところ、車は市内のショッピングモールへ。
その後、男性と合流し、親しげに食事や買い物をする姿が確認されました。
さらに、別日には子どもを預けたまま夜間に外出し、同じ男性とともにラブホテルへ。
【調査の結果まとめ】
・対象者は確かに実家に戻っていたが、子どもを両親に預け、定期的に外出
・同一男性との接触・買い物・宿泊の証拠を複数回取得
・男性は、過去に対象者が通っていた習い事の講師であることが判明。氏名及び住所も判明。
・対象者は弁護士を立てて離婚を急いでいたが、その背景には不貞行為があった
【その後の対応】
ご依頼者様は、証拠をもとに弁護士とともに交渉を進め、不貞の証拠を提示。
結果として、対象者及び相手男性に対して、慰謝料請求が認められました。
当初、親権についても争う予定でしたが、親権を争わず、手放したものの、面会交流について有利な条件を引き出すことができました。
【ご依頼者様の声】
「あのまま一方的に離婚を進められていたら、全てが相手の思い通りだったと思います。
子どもと離れることが一番怖かった。でも、事実が明らかになって、きちんと話し合う土台ができた。それだけでも、本当に救われました。」
とお言葉を頂きました。
hy東京探偵事務所では、たとえ「実家にいる」という言葉が真実でも、その背景に隠された真相まで見逃しません。
表面だけでは判断できない現実が、そこにはあります。
(掲載許可をいただいております。)