浮気相手は水商売
今回の浮気調査はかなり骨が折れました。
対象者はクライアントの夫。浮気相手は水商売をしていました。
また、この浮気夫は以前から仕事が理由で帰宅しないこともしばしばあり、また仕事がら取引先に出向きそのまま帰宅することもあります。
(浮気を疑う前は会社に泊まっていると言っていたが、今は親しい上司の家に泊まっていると浮気夫は言っている。)
その為、調査を行う場所、時間帯が問題になってきます。
ひとつ調査を行う上で有効なのは浮気夫のSNSが覗き見れることです。
ただ、この浮気夫は結構遊び歩いているようで、SNSを見ても調査開始時点では相手の確定ができない状態です。(複数の女性と会う約束していた。)
クライアントと協議の上、とある週末を調査日に設定します。この日はSNSで女性と食事を約束していたのと、クライアントに帰宅しないことを告げています。
調査初日は女性と会うこともなく、一人でふらふらし、あるマンションに入って行きます。
SNSで確認したところ、このマンションが本命の浮気相手の女性が住んでいるマンションだと判明し、次回からはこの場所が浮気調査の現場になります。
浮気の証拠としてこのマンションに宿泊した証拠が欲しいところです。
厄介なことが二つありこの女性は友達の家に泊まったり帰宅しないこともあるのと、水商売をしており帰宅時間が深夜3時や4時になることもあります。
そこで、浮気夫と浮気相手が休みな土日にターゲットを絞ります。
狙いとして、土曜の夕方に二人のデートを確認し、二人での宿泊を押さえます。
(平日だと女性の帰宅は深夜で、浮気夫が朝方に出勤した場合に、ただ寝ていただけという言い訳をさせない為にこの調査方法です。)
書けば2行で済みますがこの証拠を押さえるのに時間が掛ります。
浮気夫が女性とは別の人物(男性ですが)と飲みに行ったり、女性の出入りが確認出来なかったりと調査時間の方は結構掛かりました。
(このように調査時間が掛かることが予想された調査の為、定額プランで受けております。)
調査時間は掛かりましたが、その他は特に問題なく浮気調査の方は終了したのですが、慰謝料請求に問題が残っています。
調査中に既に分かっていたのですが、SNS上で浮気夫が既婚を隠していたことです。
(女性の方から問い詰められていますが、これを不定しています。)
これではこの相手女性には慰謝料を請求しても、拒否される可能性が高くなってしまいます。
そこで、クライアントには浮気夫にこの女性の分も合わせての慰謝料を請求し、応じなければ女性に既婚だとことを伝え、さらに女性にも慰謝料を請求することを提案してみます。
こちらのクライアントには、弊社から弁護士を紹介させていただきました。
そこで、弁護士の先生にも状況を詳しく伝えます。
浮気夫は、弁護士からの連絡に潔く応じ、あっさりと慰謝料の額(通常の額より倍近い)にも同意したようです。
浮気調査には時間が掛かりましたが、慰謝料請求には、ほとんど時間がかかからなかった案件です。